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中国のガスタービンの国産化が佳境に (19/08/08)
2019/8/8
中国【電力】

 7月19日、国家能源局総合司は第1期ガスタービンイノベーション発展実証事業を公示した。ハルビン汽輪機廠有限責任公司、東方汽輪機有限公司、南京汽輪機有限公司等が申請していた22件のタービン型式事業と2件の保守サービス事業の合計24件で実証を展開して、ガスタービンのイノベーションに向けた発展を加速する。また、7月29日には中国初の独自開発によるF型タービン(5万kWの大型タービン)が設置試験に入り、間もなく点火試験を実施することになる。

 2ヵ月前には国家電力投資集団が中心になって進める国家科技重大専門事業「F型30万kW大型タービン」の主要設計作業が完了し、目下、ガスコンプレッサー、燃焼室、タービンなどキーパーツの試作と試験が進められているところである。特にタービン静翼と動翼の鋳造部材の第一号の検定が完了し、大型タービンのラージサイズ・高温タービンブレードの自主設計及び材料、精錬、製造等の国産化を実現した。中国のガスタービン国産化は佳境に入っている。

 (国際能源網 8月8日)