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深圳天然ガス備蓄ピーク調整ステーションが間もなく操業 (19/08/20)
2019/8/20
中国【石炭】

 深圳天然ガス備蓄ピーク調整ステーションへの最初のタンカーが間もなく到着する。着工から5年以上を経て、同ステーションは間もなく操業を開始する。最初のガス供給業者はイタリアのEniである。

 深圳天然ガス備蓄ピーク調整ステーションの操業により、深圳燃気は珠江デルタの都市ガス企業として初めてLNG輸入ターミナルを建設した企業になる。

 深圳天然ガス備蓄ピーク調整ステーションは2014年8月に着工され、当初は2016年末に操業を開始する計画であった。当時は未だ「ガス貯蔵施設の建設加速とガス貯蔵ピーク調整補助サービス市場の完備に関する意見」が通達されておらず、都市ガスの備蓄義務も明確でなかったが、深圳燃気は一歩先んじることにした。しかし、その後、検収等の手続問題のため、操業は先延ばしになっていた。

 深圳燃気にとって、天然ガス備蓄ピーク調整ステーションを建設する戦略的意義は重大である。深圳燃気は海上LNG資源ルートを開き、LNG資源の独自調達を実現して、天然ガス緊急備蓄とピーク調整の能力を高める。

 (中国能源網 8月20日)