工業情報化部は先頃、オフィシャルサイトで「第13期全人代第2回会議第7936号建議に対する回答」を発表した。「回答」は、中国は領域が広大であり発展がアンバランスであるところから、各地の状況に応じて施策を区分けしなければならないとし、条件を有する地方が都市の路線バスとタクシーの先行代替実験や燃油車通行禁止区設定等の実験を展開することを支持するとしている。実験の成功を収めた上で燃油車退出のタイムスケジュールの総合的な研究と策定を進める。

　「回答」によると、燃油車退出のタイムスケジュールの策定に関しては、工業情報化部が発展改革委員会等の関係部門とともに、技術発展のプロセスや産業発展の実状も勘案しながら、従来型燃油車の販売禁止など関連問題の研究を進めているところである。技術コスト、省エネ・排出削減、市場需要など各側面のポテンシャルと作用について従来型燃油車と新エネ車の比較分析を行っている。

　（中国能源網 8月23日）