国家税務総局は先般「貧困脱却支援優遇課税政策ガイドライン」を公布し、6つの側面から貧困脱却を推進する110項目の優遇課税政策について整理を進めた。

　うち農村電力網、小型水力発電及びバイオマスエネルギーに対する優遇政策は次の5項目になる。

• 農村電力網メンテナンス費については増値税（付加価値税）を免除する。
• 県クラス及びそれ以下の小型水力発電事業機関は簡易税額計算方法を選択して増値税を納めることを得る。
• 一部農林余剰物を原料として燃料・電力・熱力を生産する場合、増値税の納税即100％還付を適用する。
• 農作物のくずわらやもみ殻等を原料として燃料・電力・熱力を生産する場合、収入を90％に減額して企業所得税を計算する。
• メタン発酵ガスの総合開発利用に対し企業所得税の「三免三減半（1〜3年目は免除・4〜6年目は半減）」を適用する。

　（中国能源報 8月23日）