金聯創（石油・天然ガス・化学品・プラスチックなどコモディティ産業を主とする情報コンサルティング企業）と山東港口集団は12月2日、「中国山東港輸入原油CIF価格」を発表した。このような価格を中国企業が発表するのは初めてであり、中国のコモディティスポット価格の形成においてマイルストーンとしての意義を備える。

　近年、中国の原油需要は大幅に増加しており、中でも山東港の原油輸入量は中国全体の35％を占め、品目も多様である。原油は主に西アフリカ、南米、中東及びロシア極東地区から輸入される。山東省の独立系石油化学企業の原油輸入量は年間1億トンを超えており、世界的な原油バイヤーになっている。グローバル原油市場価格に対する影響力は大きい。

　（人民網 12月4日）