ベトナムとカンボジアは30日、両国の経済貿易協力、特に石油・天然ガス、電力、鉱業、農業及び建材生産等の分野における協力を強化すると表明した。ビエンチャンで開かれた大メコン圏経済協力第3回首脳会議に出席していたベトナムのグエン・タン・ズン首相とカンボジアのフン・セン首相との会談でこの合意が成立した。また、同国は、ベトナムがカンボジアにおける援助プロジェクト建設の進捗を早めることでも合意した。

　双方は、2012年には陸上国境の画定を完了するとともに、メコン河の水資源問題も含む様々な問題解決の面で協力を強化することも強調した。

　この数年、ベトナムとカンボジアの関係は進展を示しており、2010年に両国の貿易額は20億ドルに達すると予想される。

　（新華網 3月31日）