中核集団三門核電有限公司は28日、三菱重工とハルビン動力設備公司のコンソーシアムとの間で三門原子力発電所第1期のタービン発電機パッケージ契約を結び、また、三菱重工並びに華東電力設計院との間で三門原子力発電所第1期のタービン本体設計契約を結んだ。これにより三門原子力発電所は本格的施工段階に入る。三門核電公司が今回導入したのは世界最先進で国内最大のタービン発電ユニット。2011年9月にはガスタービンなど主要設備が現場に到着して、設置が進められる見込みである。

　三門原子力発電所は浙江省東部沿海の台州市三門県にあり、100万kW級加圧水型炉6基を建設する計画である。この発電所はAP1000加圧水型炉技術を採用し、原子力発電所運転の安全性と信頼性が高められている。

　（新華網 9月28日）