9月10日、中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)山西炭層ガス処理センターは、山西省炭層ガスパイプラインから沁水圧縮ステーションを経て西気東輸パイプラインへの炭層ガス注入を開始した。

　中国石油管道局の趙玉建局長によると、西気東輸のトランクパイプラインに供給する山西省の炭層ガスは50万m3/d、西気東輸パイプラインの総供給量の1％に過ぎないが、これにより、炭層ガスの大規模商業輸送は新たな段階に入った。今年末に炭層ガス供給量は90万m3/dに増える見通しであり、また、中国石油天然ガス集団(CNPC)は2010年末には山西省泌水盆地に年産30億m3の炭層ガス生産能力を建設するとのこと。
　
　（経済参考報 9月16日）