中国石油天然ガス集団(CNPC)は30億ドルを投じて重慶に年産1,000万トンの製油所を建設するよう計画している。重慶市副市長黄奇帆が明らかにした。

　黄奇帆副市長によると、同製油所は長寿県に建設され、投資額30億ドル、CNPCと重慶市が共同出資する。しかし、甘粛省の石油を1,250kmものパイプラインを敷設して運ぶのは不可能である。当面はタンク・ローリーによって甘粛省から運ぶしかない。

　重慶市はコストを下げるため、いくつかの案を検討している。中でもミャンマーから燃料を輸入する可能性が高い。ミャンマーの天然ガス埋蔵量は90兆立方フィート、世界第10位である。また、原油の埋蔵量は32億バレルに上る。


　（東方財富網 10月15日）