広西自治区工業情報化委員会からの情報によると、広西自治区はASEAN諸国と新エネルギー分野を共同で開拓する。燃料アルコール、バイオディーゼル、太陽エネルギー、メタン発酵ガス、風力発電等が対象。

　広西自治区はASEAN諸国の豊かな土地資源やキャッサバ、サツマイモ等のバイオ資源、自治区のキャッサバ生産、加工の優れた技術を利用し、ペトロチャイナやシノペックの資金と市場ルートの助けを受けて、バイオエネルギーと石油代替品の共同開発を進めることになる。

　特に広西キャッサバ高生産性高品質原料基地の建設に重点を置き、ベトナム、フィリピン、タイ、インドネシア、ラオス、ミャンマー等の諸国からキャッサバの優良品種を導入、育成して、生産基地を建設する。また、崇左や広西沿海地区、ベトナム等に大型でん粉・燃料エタノール加工企業数社を建設し、バイオエチレンなど石油代替バイオ製品の研究開発を強化し、バイオ製品の高度加工、精密加工を発展させ、産業の裾野を広げ、付加価値を高め、中国国内市場と国際市場を開拓し、バイオエネルギー産業の拡大、強化を進める。

　（新華網 7月30日）