26日に河南省の13社、54基の小型火力発電ユニットに対して集中的な解体を行ったことで、今年の全国の閉鎖済み小型火力発電容量は1,043万kWになった。小型火力発電ユニット閉鎖目標の今年度分1,000万kWが2ヶ月前倒しで達成されたことになり、1年間で原料炭1,450万トンを節約し、二酸化硫黄24.7万トン、二酸化炭素2,900万トンの排出を削減した。

　国家発展改革委員会(NDRC)の計画では、第11次５ヵ年規画期にエネルギー多消費・高汚染の小型火力発電ユニット5,000万kWを閉鎖することになる。電力事業は省エネ・排出削減の重点分野であり、小型火力発電ユニットの閉鎖は、電力事業の構造調整と成長パターンの転換を進め、省エネ・排出削減を実現する上で、必然的な選択であり、重要な措置である。

　（国家発展改革委員会ウェブサイト 10月31日）