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「再生可能エネルギー・新エネルギー国際科学技術協力計画」が公布 CNPCは新エネルギー分野で内外協力を強化 (2007/11/14)
2007/11/28
中国【新エネルギー】

 「再生可能エネルギー・新エネルギー国際科学技術協力計画」が12日公布され、中国石油天然ガス集団(CNPC)新エネルギー事業部門の関係者は13日、CNPCは国の産業政策に従って、計画対象分野への投資、支援、参加を積極的に進め、国内外の技術交流や協力をより一層強化すると表明した。

 「再生可能エネルギー・新エネルギー国際科学技術協力計画」の施行過程において、中国は資源、技術、資金等の面で国際社会と全方位的な協力を進めることになる。政府は関連する政策や法規を打ち出すだけでなく、財政投入の拡大、外国政府や国際機関の資金の導入、国際エネルギーメジャー資本の導入によって、秩序あるエネルギー開発を進め、中国及び世界における再生可能エネルギーと新エネルギーの開発と応用技術を高めて、地球の気候変動に共同で対処し、省エネルギー・省資源を進めることになる。

 中国エネルギー発展第11次5ヵ年規画は、2010年には一次エネルギー総生産量に占める再生可能エネルギーの比率を0.5%とし、総消費量に占める比率を0.5%とする目標を打ち出しており、再生可能エネルギー産業化プロジェクトを第11次5ヵ年規画期におけるエネルギー開発の重点に指定している。

 CNPCは総合国際エネルギー企業に発展することを目標に、1990年代以降新エネルギー業務を展開しており、現在炭層ガス、オイルサンド、オイルシェール、地熱等の分野で成果を上げている。2010年までに100億元を投じて新エネルギーの生産能力を石油換算で300万toeとするよう計画している。

 このため、CNPCは新エネルギー技術研究開発システムを確立し、国内外との技術交流と協力を強化し、外国からの技術導入と自主研究開発によって、知的財産権を備えた技術を掌握し、非在来型エネルギー並びに再生可能エネルギーの発展を着実に推進する。

 (中国石油報 11月14日)