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中国
【新エネルギー】

2011年の中国の太陽光発電の系統連系率は73.4% (12/03/01)
2012/3/14
中国【新エネルギー】

 中国電力企業聯合会党組書記の孫玉才氏は、2011年末時点で中国の系統連系型太陽光発電設備容量は214万kWに達したと表明した。一方、中電聯の統計速報によると、2011年の太陽光発電設置容量は289万kWであり、2011年の中国の太陽光発電の系統連系率は73.4%になる。

 《太陽光発電産業第12次5ヵ年発展規画》は太陽光発電設備規模の目標には言及していないが、関係筋によると、間もなく公布される《再生可能エネルギー第12次5ヵ年規画》は2015年の太陽光発電設備規模を1,400万kWにするとしている。しかし、中国再生可能エネルギー学会の孟副理事長は、今後4年間で太陽光発電設備規模は倍増するが、系統連系の安全性、安定性を確保することはますます難しくなると警告する。国家電網エネルギー研究院の上級エコノミストである白建華氏も、太陽光発電にはより一層機敏なピーク調整電源と、より高い系統連系の技術と施設が必要であると強調する。そのため、国家電網公司は太陽光発電の出力予測、リアルタイムコントロールや指令の最適化の面で積極的に取り組んでいる。

 (百方網 3月1日)