北京市副市長・洪峰は3月1日、2011年の北京市の再生可能エネルギー使用量が標準炭換算で280万トンに達し、エネルギー総消費量に占める比率が約4％になったことを明らかにした。2005年に比べると倍増したことになり、新エネルギーと再生可能エネルギー利用の飛躍的な発展を実現した。産業規模も600億元以上に達している。

　ここ数年、北京市は新エネルギーの発展を重要視しており、中国最大の再生可能エネルギー水源ヒートポンプ、華北地区ゴミ埋設ガス発電プロジェクト、アジア最大の家禽類メタン発酵ガスプロジェクトや、自主知財権を備える電気自動車充電プロジェクトなど、ブレークスルーとしての意義が大きい再生可能エネルギー利用プロジェクトを相次いで完成させた。洪峰副市長は、今後新エネルギー統計を強化して新エネルギーと再生可能エネルギーの総量目標を分担させ、北京市を新エネルギー並びに再生可能エネルギーのハイエンド研究開発センター、ハイエンドモデルセンター並びにハイエンド製造センターとして建設すると表明した。

　（北京日報 3月2日）