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中国
【電力】

スマートグリッドの建設を加速して新エネルギー開発を推進せよ (12/08/30)
2012/9/6
中国【電力】

 新エネルギー開発は重要国家戦略であり、中国は2015年には風力発電規模を1億kWに、2020年には2億kWにする計画である。今後3年で風力発電設備は倍増することになる。中国の風力発電が集中している「三北(華北・西北・東北)」地区は、需要地から距離があり、電源構造は単一で、揚水式蓄エネルギーやガス発電所等の機敏な調節電源も乏しい。特に冬季は熱供給設備の比重が大きくなるが、ピーク調整能力に欠け、現地の風力発電電力の消化は限られる。中国の資源賦存と基本的国情のため、新エネルギー開発は、大規模集中開発、長距離高電圧送電、大規模な最適化配置が不可欠になる。

 電力グリッドは風力発電や太陽エネルギー等の新エネルギー開発にとって重要な一環になる。新エネルギー開発が種々の試練に直面する中、特高圧電力網を基幹網として各クラスの電力網が協調的に発展するストロングスマートグリッドの建設を急ぎ、風力や太陽エネルギー等の新エネルギーの開発・利用・効率配置・安全運営の土台を構築することは、「三北」の風力発電・ソーラー基地と「三華(華中・華北・華東)」の電力市場を一体的に計画し、消費市場を拡大し、中国の新エネルギーの長期・安定・健全で持続可能な発展を確保することにつながる。

 当面は一群の区域間特高圧電力グリッドプロジェクトの建設を加速しなければならない。中国はすでに特高圧交流・直流実証プロジェクトの稼動に成功しており、特高圧電力グリッドの大規模な建設を進める条件を備えている。内蒙古や新疆等は風力、太陽エネルギー、石炭資源が豊かである。一群の特高圧交流・直流プロジェクトを建設して、新エネルギー並びに石炭・電力の総合開発、融通、一括送電を実現して、大型エネルギー基地からの送電を確保するとともに中部・東部の電力需要を賄うことが切実に求められている。

 (国家電網報 8月30日)