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【原子力】

原子力をめぐる中露協力には大きな展望と中国核工業集団の高官 (13/06/28)
2013/6/28
中国【原子力】

 中国核工業集団(中核集団)の兪培根副総経理(副社長)は、原子力分野における中露両国の協力には極めて高いレベルの展望が広がっていると表明した。

 中核集団は中国原子力業界の基幹企業であり、中露最大の共同原子力発電事業になる連雲港田湾原子力発電所事業を進めている。

 兪培根副総経理によると、田湾原子力発電所第1期において、2007年に中露原子力協力の象徴的プロジェクトになる106万kWのロシアAES−91VVER−1000型原子炉を完成させた。第2期の3、4号機もまた中露が引き続き協力を深めている重要プロジェクトである。
 
 兪培根副総経理は、中露の今後の原子力をめぐる協力には大きな展望が広がっており、ロシアとの協力は、原子力発電所の新規建設や第三国における中露協力事業の展開など様々な形式が可能であると述べ、その理由として、中国の原子力発電は今や研究開発、設計、設備製造や建設工事も含めて比較的成熟した総合システムを形成していることを挙げた。

 (新華網 6月28日)