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中国
【新エネルギー】

チベット自治区、2,400万元投じて生活用燃料を薪から再生可能エネルギーに転換 (2007/12/25)
2007/12/26
中国【新エネルギー】

 チベット自治区は2008年に2,400万元を投じて、薪から再生可能エネルギーへの転換事業を進める。より多くの農民・遊牧民が日常生活において従来の薪に代わり、ソーラー、バイオマス等のエネルギーを使用するようになる。

 チベット住民の生活用燃料は、都市、農村いずれにおいても長年薪や牛糞・羊糞が中心であったが、薪をエネルギーとして利用してきたため、チベットの緑被の破壊と減少が進み、生態環境にも影響を及ぼした。

 チベット自治区政府は薪に代わるエネルギーへの転換に全力を上げて取り組んでおり、10年前後でソーラー、バイオエネルギー、地熱等のクリーン・エネルギーが自治区全体に普及するよう努力することになる。

チベットは苦心の末に「ビニール温室+メタンガス池」という農業循環発展モデルを考案した。チベットのソーラー・メタンガス池プロジェクトによって、農民・遊牧民1世帯当たり年間4,000元もの支出節約と増収が可能になり、また、薪と石炭を約2トン節約出来る。これは、3,000m2の植林に相当する。

 チベットの完成済みソーラー・メタンガス池は9,800ヶ所余り、ほぼ1万世帯の農民がクリーン・エネルギーを利用出来るようになった。なお、今年のチベットのGDPは前年比13.8%増の342億元に達しているが、GDP1万元当たりの電力消費は約500kWに過ぎず、全国平均を下回っている。

 (人民網 12月25日)