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【石炭】

ベトナム石炭産業は今後持続可能な開発を推進 (16/03/23)
2016/3/23
アジア【石炭】

 ベトナムはエネルギー供給の安全を確保するため、今後5年間、石炭産業の持続可能な開発に向けて先進技術の導入を進める。ベトナムのグエン・タン・ズン首相は1週間前、「2020年の石炭産業開発計画および2030年の展望」を承認した。

 この開発計画によると、2020年のベトナムの石炭生産量は4,700~5,000万トンになり、一方、同年の石炭消費量は8,640万トンに達する。2020年の石炭消費量のうち6,410万トンが発電部門に消費されると見込まれる。さらに2030年にはベトナムの石炭需要量は1億5,660万トンに拡大するが、同年の生産量は5,500〜5,700万トンに止まると予想される。

 ベトナムエネルギー協会の試算によると、今後5年間、発電部門における石炭需給には合計1.2億トンの不足が生じる。

 今後国内の生産量を上げていくためには新しい技術を導入することが必要であり、2030年までに総額269兆ドン(約12億ドル)を石炭産業に投入しなければならない。

 (Viet Nam News 3月23日)