黒龍江斉運達物流有限公司の出資・建設によるチチハル国際石炭輸入備蓄基地及び黒龍江斉運達物流有限公司公用型保税倉庫の起工式がチチハル市昂昂溪区で執り行われた。

　チチハル国際石炭輸入備蓄基地事業は総投資額1億元に上り、敷地面積40万平米、石炭備蓄能力400万トンの石炭倉庫を建設する。完成後には年間石炭取扱量は約1,000万トンになり、輸出入額は60億元に達する。チチハルを中核に、黒龍江、吉林、遼寧及び内蒙古東部地区にも波及する石炭輸出入の中枢基地が形成される。ロシアからの輸入炭の調達に要する時間を大幅に短縮し、石炭価格の安定やチチハルの冬季の石炭供給圧力の緩和に対しても重要な作用を発揮する。

　（中国能源網 10月30日）