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9月27日、中国東方電気集団東方汽輪機有限公司が10年がかりで自主開発した中国初のF型50MW大型タービンが完成機の点火試験に1回で成功した。
大型タービンは発電と駆動分野の中核設備である。設計と製造の難度は極めて高く、その国の工業水準を集中的に体現するものであり、装備製造業の「王冠上の真珠」と呼ばれる。
東方汽輪機有限公司の方宇総経理(社長)によると、中国で運転中の大型タービンは100台を超えるが、主にGE、シーメンス、三菱など海外メーカーと国内メーカーが共同で生産したものである。しかしながら、圧縮機、燃焼室、高温タービンブレードなど定期的な交換を要する3大中核部品については、海外メーカーは設計・製造技術の移転を認めておらず、そのため中国の大型タービンの信頼性と経済性は制約されていた。
東方汽輪機有限公司は2009年から研究グループを組織して、3大中核部品の鍵になる難題を相次いで克服し、2019年6月18日にはプロトタイプの製造を完了した。
方宇総経理によると、東方電気は10年近くに及ぶ自主開発を経て、大型タービンの設計、製造及び試験の整った体系を確立している。50MWタービンを基礎として、自主技術による一連のタービン製品を形成し、発電や工業駆動等の分野に幅広く応用することが可能である。
(新華網 9月27日)